認知症は誰もがなり得る病気です。
いざ自分の親に認知症の症状が出始めたら、不安な思いから受診をすすめられることでしょう。
ですが、本人は認めたくなく、受診自体を拒まれることもあるのではないでしょうか。
今回は「認知症の初期症状と受診を促す方法」をご紹介します。
何度も同じことを繰り返したりは要注意です。
認知症初期症状に人格の変化も含まれます。
- 温厚な人がすぐ怒るようになった
- 急に泣き出してしまった
- 口数が減った など
その他、意識の低下、抑うつ状態もこの症状に当てはまります。
■受診を促す方法
認知症を疑われたら早期の受診がおすすめです。
ですが、親に受診を促すことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。そこで受診を促す方法を2つご紹介します。
1- 健康診断を利用して受診する
認知機能確認の他に健康診断で健康状態も知ることができます。
2- 知人の体験を伝える
受診を拒否している場合は知人の体験を伝えることで病院に向かいやすくなります。
■受診を嫌がった場合
受診を促しても拒否されることがあります。この場合の対処法を3つご紹介します。
1- 認知症を理解する
症状は人によって異なります。認知症をよく知ることでこれから症状とどう向き合うのか道筋がみえることも。
2- 理由を聞く
なぜ受診したくないのかをご本人に確認してみましょう。
どのようなことが不安なのか、嫌だと感じる理由を知ることから始めることも大切です。
3- 専門機関やセンターに相談する
第三者からの視点で受診してみるのも方法の一つです。
但し、第三者からのサポートを受けることに抵抗感を示すこともあるため、事前にご本人とご家族の間で話し合いが必要です。
■早期発見が大切
認知症の初期症状は早期の適切な対処で症状の進行を遅らせることができるうえ、低下した脳機能の回復が可能となるため、早めの受診をおすすめします。
■まとめ
自分の親に認知症の症状が出た時には誰でも焦りから直ぐに受診をしてもらいたいと思ってしまうもの。
焦りばかりでご本人の気持ちを置き去りにしてしまうことも‥それはそれで相手を思っての行動だと思います。
ですが、無理に病院へ連れて行くのでなく、ご本人の気持ちに寄り添うことも大切です。
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