施設へ入居にあたり、これまでお世話になっていたデイサービスではない環境に移らなくてはならないことがあります。
新しい環境に身を委ねることは若い世代でも高齢世代でも同じように不安を抱くものです。
その不安をどのようにして和らげることができるか‥。
そこで今回は「施設入居で慣れたデイサービスから新しいデイサービスを利用する際の不安を和らげる方法」をご紹介します。
■環境の変化に寄り添う
まだまだご自身の意思がしっかりとあり、在宅での生活を送ってきた人は、生活環境や生活リズムが変わることにより、体調を崩してしまうことも考えられます。
体調を崩すことのないよう、環境の変化への不安にしっかりと寄り添うことが必要です。
その他、新しいデイサービスで利用者に向けて実施されているレクリエーション・行事予定など、楽しみと感じられることを伝えることも大切です。
■少しずつ環境に慣れる
新しい環境に慣れるまで少しずつ段階を踏むこともおすすめです。
慣れるまでの方法を3つをご紹介します。
1-体験利用から始める
入居までに日数がある場合、環境に慣れるための第一歩として可能であれば新しいデイサービスの体験利用をおすすめします。
体験回数は少なくてもデイサービスを体験することで雰囲気も分かり、環境に慣れるきっかけにもなるでしょう。
2-ご家族と参加
新しいデイサービスに慣れるまでご家族が一緒に参加されるのも慣れてもらう方法の1つです。
今までのデイサービスを希望されている理由には新しい環境では知り合いがいないこと、信頼できるスタッフがまだいないことが挙げられます。
新しい環境を1人で過ごしてもらうのではなく、慣れるまでご家族が一緒に参加することで環境の共有ができ、慣れるきっかけにも繋がります。
3-短時間利用から始める
慣れない環境では長い時間過ごすことはストレスにも繋がります。
始めのうちは短時間から利用し、少しずつ利用時間を増やしていくことで顔なじみの利用者さんもでき、環境に慣れることにも繋がるでしょう。
その他、施設やデイサービスのスタッフに現状を伝えることも大切です。
現状を伝えることで環境に慣れるまでのスケジュール調整や過ごし方など、専門スタッフからのアドバイスが受けられます。
■施設併設のデイサービスのメリット
新しい環境は慣れるまでが心細いものです。
環境に慣れる以外に施設併設のデイサービスへ通うことのメリットを伝えましょう。
併設デイサービスのメリットは以下の通りです。
- 施設スタッフとデイサービススタッフの連絡が密で安心
- 快適なケアが受けられる
- 車での移動がなく疲れが溜まりにくい
- 悪天候でも気にせずデイサービスに行ける など
■まとめ
新しい環境に身を委ねることは誰しも心細く感じてしまうものです。
直ぐに環境に慣れることができる人もいれば、なかなか慣れない人もいます。
1人で心細い思いをされないよう、環境に慣れまではできる範囲で気持ちに寄り添うことが大切です。
そして、新しい環境が楽しみだと感じられるような、ポジティブな言葉かけも気持ちが変わるきっかけに繋がります。
これから過ごす新しい生活の場所、マイナスイメージからのスタートではなく、いいスタートができるといいですね。
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