ご相談事例

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父親が介護が必要になりそうです。家族や知人に介護の経験者や介護に携わっている人がいなくて不安です。まずどこに相談したらいいのでしょうか。

介護度が高い

介護についてよく知った方が近くにいることは心強いものです。

しかし、誰でもそのような方が近くにいるとは限りません。

では、介護について近しい方で知った人がいない場合はどこに相談したらいいのでしょうか。

今回は「周りで介護の経験者や介護に携わっている人がいない場合の相談先」についてご紹介します。

 

⬛︎介護の相談はどこにするのか

基本の相談先は以下の3箇所です。

1.地域包括支援センター

各市区町村や市区町村からの委託を受けた法人が各市区町村在住の高齢者やご家族を支援する仕組みです。

地域包括支援センターでは介護の相談以外に、保健師や社会福祉士、ケアマネジャーなど専門知識を持った人にも相談可能で相談は無料です。

 

2.自治体や社会福祉協議会などの相談専用窓口

市区町村役所では、地域包括支援センター以外に高齢者向けの相談窓口が設置されています。

「健康相談窓口」「高齢者福祉課」など、自治体によって複数の窓口を設けていることもあります。どの窓口に相談するか迷ってしまった場合はお住まいの市区町村の役所への確認をおすすめします。

 

3.医療機関で相談

病気やケガをきっかけに入院、通院されている方であれば、病院を通して相談先を紹介してもらえることがあります。

【入院のある病院の場合】

地域連携相談室といった相談専用部署に相談し、ソーシャルワーカーを紹介してもらう。

*病院によって部署名称は異なります。

 

【かかりつけ医の場合】

体力低下などの不安点を伝え、ソーシャルワーカーなどの相談先を紹介してもらう。

 

⬛︎気軽な相談から始めたい

上記のような自治体を介しての相談にまだ抵抗があるという方は以下の方法をおすすめします。

1.民生委員に相談する

厚生労働大臣によって委嘱されたボランティアの人を民生委員と言います。

お住まいの地域で知り合いがいない方には強い味方と言える存在で、日頃から高齢者のお宅に訪問していることから、包括支援センターでは話しにくいことでも、気軽に話せるといった方も多いようです。

もし、担当の民生委員がわからない場合は自治体の福祉課など、福祉専用窓口に問い合わせると教えてもらえます。

 

2.電話相談をする

社会福祉協議会などでは電話相談を行っています。

匿名での相談が可能な場所やケアマネジャーや看護師などの専門家へ相談できる場所など、各自治体によって電話相談の種類は異なるので、いくつか利用されるのもおすすめです。

 

⬛︎まとめ

周りに介護関係者や経験者がおらず、気軽に相談できない場合は地域包括支援センターや地域の高齢者向けの相談窓口へ相談してみてください。

不安に寄り添い、より良い提案をしてくれます。

また、これらの場所へ相談することに抵抗感のある方は電話相談もおすすめです。ご家族だけで悩みを抱えるのではなく、第三者に向けて言葉にすることで気持ちが軽くなることもあります。

もちろん、私たち「りんどうの家」にご相談いただいても大丈夫です。

 

「福山・備後の老人ホーム・介護施設紹介センターりんどうの家🏠」では、見学同行を行っています。

なかなか直接聞きにくい質問などもご本人様やご家族に代わって質問いたします。

また、おひとり様のご入居の相談、身元保証、相続から遺言作成、介護や医療のように難しい専門分野において不安なことやお困りごとなどありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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