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入居前に知っておきたい!福山の老人ホームの食事内容

趣味・趣向

老人ホームを考えるうえで住み心地以外に食事面も気になるところ。

どの年代でも食事をすることは生きていく中で必要なこと。

老人ホームは「高齢者の介護」を目的、大前提としていますが、

老人ホームによって食事に対しての取り組み方はそれぞれ違います。

そこで今回は「老人ホームの食事とは?入居前に確認しておきたい食事内容のお話」をご紹介していきます。

 

*老人ホームでの食事

老人ホームに入居している方にとって、日常生活を楽しむことはとても大切です。

毎日の食事をすることも日常生活を楽しむこと、食事内容によってもその生活は左右されてきます。

高齢者となる体調面や身体面などで、できることなどに個人差がでてきます。

個人差で表すと食事の内容もそれに当てはまります。

しっかり自分自身の力で噛みしめながら食べられる方、

柔らかくすることで食べられる方、

細かくすることで食べられる方など、一人一人で状態は様々です。

その方々に合った療養食の提供など、個別での対応が可能なのかどうか老人ホームを

選ぶ上では重要な入居条件の一つに。

日常生活を送る上で、食事は毎日のことだからこそ、しっかりと確認する必要があります。

 

*ニーズに合わせた献立

近年、団塊の世代が老人ホームを利用するようになってからは

老人ホームでの「食のニーズも多様化」してきています。

今では「高齢者の食事はこうあるべき」といった固定概念にとらわれることなく、

入居者が毎日の食事を楽しむために献立をつくっている施設が増えています。

 

*通常献立とイベント用献立

通常の献立では毎日の食事や季節の味を楽しんでもらい、

通常の献立とは別に季節ごとのイベント用献立を用意している施設もあります。

 

…通常の献立…

セレクト食といった食事の選択肢を増やすことで

日常の食事を楽しんでもらえるようにと考えられています。

例)和食・洋食の選択が可能

主食をパン食からご飯への変更が可能 など

 

…イベント用の献立…

老人ホームでも季節のイベントを大切にしています。

正月・節分・七夕・クリスマスなど、

四季の移り変わりを感じてもらえるような「イベント食」を考えて

取り入れている老人ホームもあります。

 

*食事提供方法

食事の作り方・提供方法には主に2パターンあります。

直営給食 … 調理師が老人ホーム内の厨房で食事を作り提供している方法

委託給食 …外注して提出する方法 (外部の給食センターなどで作って配送)

※直営だから、委託だからといった優劣はありません。

 

*入居前の食事チェック

入居後に認識違いということにならないよう、

確認しておきたい項目をご紹介します。

1-食事形態の確認

入居時には普通食で全く問題なく食べられていた方で今後、普通食が難しくなっていくことも。

こういった場合は食事の形態が別のものなることが考えられます。

食事の形態が変わるたびに老人ホームを転居することは

とても難しいため、今後のことを踏まえた上で、事前チェックをしてください。

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普通食 … 一般家庭などで提供される食事のこと。

介護食 … 歳を重ねていくと嚥下機能が低下し、誤嚥から肺炎を併発する可能性も上がることから、

食べられる力に合わせて介護食(ミキサー食・とろみ食・ソフト食・水分補給食)が用意されています。

治療食 … 各症状(糖尿病・脳血管疾患・腎臓病 など)に合わせて

「減塩食」「糖尿病食」「腎臓病食」「アレルギー食」など、食事の種類があります。

 

<介護食の詳しい説明>

ミキサー食 … ミキサーなどにかけ、液状に近い状態にしたもの

刻み食 … 細かくすり潰す・刻むなどからペースト状にしたもの

とろみ食(ゼリー食) … 片栗粉・葛粉でとろみをつけたもの

ソフト食 … 舌で簡単に潰せるよう柔らかくしたもの

水分補給食 …  飲み物などをゼリー状にして水分補給しやすくしたもの

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2-昼間に見学

入居希望の場合は先に入居されている人のリアルな生活状況を見ておくと安心です。

その状況を知るためには昼食のタイミングで見学へ行くことをおすすめします。

実際に提供されている食事を味わうこと以外に、どのような食器が使われているのか、

スタッフの介助がどの程度行われているかなど、実際の状況が確認できます。

 

3-献立を見せてもらう

老人ホームによって食事内容は異なります。

そこで重要なのは希望している老人ホームの食事内容が好みに合っているかどうか、

季節を感じられるようなメニュー構成なのか、

全体のバランスがとれている献立なのかを確認しておくことも必要です。

 

4-献立名のつけ方

カタカナばかりを並べた献立名ではどういった食材をどのように

調理しているのか想像ができず、入居者に寄り添った献立とは言えません。

難しい献立名の場合は説明文が表示されているかもチェックしてみてください。

 

5-朝食を必ず確認

朝食を作ることは準備の時間的・人員の確保など難しい制約や条件が重なります。

簡単にしてしまいがちな朝食へどこまで気を配っているのかを確認することで

その老人ホームが食事に対して、どう考えているかが見えてきます。

 

*まとめ

人が生きていくうえで大切なのは楽しい食事です。

季節のものを食べて「美味しい」と感じることや一人ではなく何人かでとる食事は格別です。

入居者が楽しい食事時間を過ごせるようにと考え、提供している老人ホームは多くありますが、

好みは人それぞれ…入居後に「ここの食事は合わなかった」とならないよう、

事前にチェックしてみる必要がありそうです。

「どの老人ホームで対応してくれるのかわからない…」

「家族だけで問い合わせるのは大変…」

老人ホームでの食事で介護食や療養食などでの不明点・心配ごとなど

私たち「福山の老人ホーム・介護施設紹介のりんどうの家🏠」へご相談ください。しっかりサポートさせていただきます。

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