施設入居を考えていても相談している範囲が親戚までとなると
なかには反対意見がでてくることも…
そのまま強行してしまえば今後の関係は悪くなってしまいます。
今後、関係悪化をしてしまわないようにどうしていけばいいのかをご紹介します。
参考にしていただければ幸いです。
*はじめに
まずは始めに親戚で話し合いを重ねることが大切です。
「そんな根本的なことを…」という思う方もいるかとは思いますが、
これが一番大切なこと。
親戚一同で集まり、現在の状況・今後の介護分担、
介護費用についてしっかりと話し合いが必要です。
*話し合いの進め方
早めに入居先を探したい場合でも、話し合いの場を設定することが大切です。
親戚全員がきちんと納得ができるまで話し合いを重ねるようにしましょう。
そして、費用負担についての話し合いも必要です。
金銭的な話し合いをすることはとても話しにくいことですが、
今後の介護生活やホームでの生活が長期に渡ることもあるため
月々負担できる金額などを親戚間でしっかりと確認・共有するようにしましょう。
*主介護者(代表者)を決める
話し合いも大切ですが、在宅での介護でも、ホームへ入居でも
親戚間での主介護者(代表者)を決めておくことをおすすめします。
*主介護者(代表者)の役割
主介護者には下記の役割があります。
・ケアマネージャーとの打ち合わせや今後の介護プランを把握すること
・老人ホームとの打ち合わせや契約の手続き
・入居される方に万が一のことがあった際の緊急連絡先
・その他の親戚への情報提供・意見などをまとめること など
こういった親戚とケアマネージャーやホーム側との
橋渡し役を主介護者(代表者)が行います。
他の方々より負担は大きくなるため、しっかりと話し合いが必要です。
*老人ホーム入居のメリットを伝える
親戚間での話し合いの中で、老人ホームへ対しての印象が
昔の暗いといったイメージで反対をしているケース、
金銭面などで反対しているケースなど様々あるかと思います。
そういった方へ入居のメリットを知ってもらうことも大切です。
*入居のメリット
当然、老人ホームへ入居となると費用はかかります。
ですが、家族・親戚間での不慣れな介護を行うといった負担が軽減されること。
もしも、何かあった場合は施設側からの連絡もあるため、
介護施設を利用すると費用がかかりますが、家族・親戚間で行う介護の必要がなくなり、
緊急時には施設からの連絡を受け取れるため、安心感もあります。
その他、具体的なメリット ▼▼
【介護する側】
・介護の時間と身体的・精神的負担の軽減
・ご本人が一人暮らしの場合は一人の時間を作らせないため、
事故や火事などの不安がなくなる
【介護される側(ご本人)】
・老人ホームで適切な介護が受けられる
・同じ入居者の方々との会話や食事ができる
・バリアフリーがしっかりとしており、安全で快適 など
ご自宅で生活するよりも安心した日々を過ごすことが可能になることも。
*入居費用について
老人ホームへ入居となると費用をどうしていくのかでも親戚間で揉めてしまうことも…
そうならないように、入居前にしっかりと決めることをおすすめします。
介護費用はご自身の年金・資産でまかなうのが一般的。
入居されるご本人がどの程度の資産があるのかを把握し、
資産に見合った老人ホームを専門スタッフを交えることで
今後親戚間の関係が悪くならないよう、しっかりと検討するようにしましょう。
*老人ホーム利用に関するお金
老人ホームを利用するにあたり必要になってくる費用は施設によって異なりますが、
どこの施設であっても少なからずは費用はかかるもの。
どのういった区分で費用が必要なのかご紹介します。
・生活費(家賃や食費 など)
・医療費(受診料や薬代、病院へ行く場合の交通費)
・介護サービス費
・介護用品代(おむつ など)
これらは介護の度合いなどで個人差があります。
詳しくは入居前に費用を老人ホームへしっかりと確認することをおすすめします。
*まとめ
介護を親戚間で団結して行うことはとても大切なこと。
しかし、一番近くにいるご家族や当の本人が無理をしていては誰も幸せではありません。
ご家族が無理をして悩んだり・限界にならないためにも
老人ホームを活用をおすすめします。
皆さんが納得した上で、いつも笑顔で介護生活を送れることが何よりのことです。
老人ホーム入居についてお悩みの方は
私たち「福山・備後の老人ホーム・介護施設紹介センターのりんどうの家🏠」へ
お気軽にご相談ください。
ひとりひとりにあった施設をご紹介させていただきます。