24時間対応できる老人ホームの深夜帯や早朝などは、実際に見て確かめることができません。
そのため、どんなことをしてもらえるのか不安を感じることがあるのではないでしょうか。
今回は「有料老人ホームの24時間」について、1日のスケジュールを含めてご紹介していきます。
■施設について
有料老人ホームは、入居者の健康を維持しながら、安心して生活できるように考えられた施設のことです。
有料老人ホームには、「介護付き」「住宅型」「健康型」の3タイプがあり、施設の特性ごとにサポート体制も異なります。
■有料老人ホームのタイプ
タイプごとに簡単にご説明します。
介護付き・・・主に要介護認定を受けた方向き
施設によっては24時間体制で介護・医療体制が整備されており、食事や排せつ、入浴の介助などを受けることができます。
住宅型・・・・要介護認定を受けた方の中でも自立度の高い方向き
介護が必要な方は、外部からの訪問介護やデイサービスなどを利用しながら生活します。
健康型・・・・自宅でも他人の介助なく暮らすことのできる方向き
「介護付き」「住宅型」と比べて、「健康型」は全国的にみても施設数が少ないです。
■24時間体制の有料老人ホーム
要介護認定を受けている入居者には、24時間体制で介護サービス(着替え・食事・入浴・排泄・移動時の介助など)が提供されます。
とはいえ、全ての有料老人ホームで夜間のスタッフが十分に配置されているわけではありません。
例えば、夜間も頻繁にトイレ誘導が必要な場合は、それが可能かどうかをしっかり確認する必要があります。
その他に、以下のような生活サポートも行われます。
・ご家族などの来訪者への対応
・洗濯・掃除などの家事支援
・買い物の代行 など
■24時間体制で行える医療行為
「介護付き」では、日中は必ず看護職員が常駐しているので、医療行為を受けることができます。
夜間も看護職員を置いているのは一部の施設だけです。
「住宅型」でも看護職員が配置されているところもありますし、訪問看護を利用して、医療行為を受けることもできます。
施設で行われる医療行為とは、主に
・痰吸引
・気管切開
・経管栄養
・IVH(中心静脈栄養)
・床ずれ(褥瘡) などです。
24時間看護師が常駐している施設は少ないので、体制をきちんと確認しましょう。
■レクリエーション
有料老人ホームでは、日々の生活を楽しむためにレクリエーションも行われます。
内容は、施設スタッフが専門知識を駆使して、入居者の身体状態を考慮したものになっています。
実施頻度は施設によって異なり、毎日行っているところもあれば、週2~3日程度のところもあります。
■1日のスケジュール
有料老人ホームでの1日のスケジュールのイメージは次の通りです。
入浴は週に2〜3回程度が一般的です。
7:00 | 起床 |
---|---|
8:00 | 朝食 |
10:00 | バイタルチェック、入浴 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | レクリエーション |
15:00 | おやつの時間 |
18:00 | 夕食~自由時間 |
21:00 | 就寝 |
夜間~朝 | 職員による見回り |
■まとめ
有料老人ホームの中でも、24時間介護・看護体制をとっているかどうかは施設によって異なります。
整備されている施設は、「介護付き」有料老人ホームが多い傾向にあります。
どの施設でも、入居者が安心して生活できるように様々なサポートを行っていますが、その体制自体は施設によって異なるため、事前に詳細を確認しておく必要があります。
「福山・備後の老人ホーム・介護施設紹介センターのりんどうの家🏠」では、そのあたりを特に気をつけて、専門の相談員がフォローしております。
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