はじめまして!
福山の老人ホーム(介護施設)紹介センター「りんどうの家」です🏠
皆さまが気になる福山の老人ホーム(介護施設)の情報を「りんどうの家」から発信させていただきます‼︎☺
皆さまが「知りたかった!」「わかりやすかった!」という情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします!!
初回投稿である今回は
『福山の老人ホームで認知症に強い施設』についてお伝えします。
まず、認知症の方を受け入れてくださる介護施設は大きく分けて4種類あります。
1-グループホーム
2-サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホーム
3-介護付き有料老人ホーム
4-特別養護老人ホーム
これら4種類の施設の違い・特徴についてわかりやすく解説していきます。
グループホームについて
1つ目のグループホームは、認知症の高齢者が専門スタッフの援助を受けながら
5~9人の定員で共同生活を送る介護施設です。
認知症の方が入れる施設を探す場合、最初の選択肢として挙げられるのがこのグループホームです。
なぜなら、グループホームの最も大きな特徴の一つに「認知症の診断書がある方以外は入所できない」
という決まりがあるからです。
他の入居者も全員認知症をお持ちの方なので、介護スタッフが認知症に明るいという特徴を持ちます。
施設では、認知症の方が一人で外に出歩かないような工夫がされていたりと、安心して住める環境が整っています。
また最大9人まで、と言う人数制限にはきちんとした理由があります。
それは、「認知症の方に心穏やかに暮らしてもらうため」です。
認知症の方は新しい出会いや物事を覚え認識することが難しい場面が多く、
大人数の施設では落ち着いた生活がしづらくなってしまいます。
大人数かつ不特定多数の方との面会の機会がある施設では、認知症が悪化してしまう可能性も無いとは言えません。
グループホームは「家庭にできるだけ近い環境で生活を送る」ことを目的とした施設で、認知症の方が安心してお住まいいただけます。
サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームについて
2つ目のサービス付き高齢者向け住宅(*略…サ高住)や住宅型有料老人ホームですが、この二つはかなり似た特徴を持つので、今回は同様の施設として説明いたします。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)や住宅型有料老人ホームの最大の特徴は、認知症の診断書がなければ入所ができないグループホームとは違い、
要支援や要介護といった介護認定が下りていない、自立の方でも入所できる、という点にあります。
「老人ホームを検討中…でも、介護は今必要なく、自分のことはある程度できる!」という方でも入所が可能なバリアフリーマンション・バリアフリー住宅というイメージですが、
入所者の希望・要介護度によって必要な介護サービスを受けることもできます。
もし介護が必要な際は、その施設内ではなく、外部の介護サービスと個別に契約が必要になります。
外部とは言いつつ、サ高住や住宅型有料老人ホームの真横に介護サービス提供施設を併設しているところも多く、そのような施設の場合は比較的手厚い介護サービスを受けることができます。
最近は看取りまで行ってもらえる施設や重度要介護(要介護度3以上)の高齢者にも対応するというサ高住・住宅型有料老人ホームも増えてきており、入所者の許容範囲も施設ごとに幅があります。
幅があると前述した通り、施設によって認知症の方の受け入れが可能なところも、不可能なところもあります
要介護1以上の方の入所はお断り、という施設もあれば逆に、要介護1以上の人じゃないと当施設への入所は難しいです、という施設もあります。
認知症の方の入所に際して、サ高住・有料老人ホームを検討される場合は必ず、認知症の方の受け入れが可能かどうか?を確認する必要があります。
この確認を怠ったまま入所してしまうと、適切なケアが行われないままの生活を強いられる可能性もあるので要注意です。
介護付き有料老人ホームについて
介護付き有料老人ホームは、文字通り「介護がついた」有料老人ホームで、老人ホームの中で介護サービスを提供してくれる施設のことをいいます。
トイレや入浴のサポート・機能回復訓練等が施設内で完結する代わりに、毎月一定額の介護保険費用がかかります。
外部のデイサービスやヘルパーを頼るわけではないので、スタッフが近い距離感で常時見守ってくれるという安心感があります。
一方で、使った介護サービスの分だけ、という形ではなく、のでサービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームといった施設の金額と比較して月額の費用は高額になりがちという特徴があります。
原則として要介護1以上の方が対象になりますが、要介護認定のない方でも入所が可能な【混合型】介護付き有料老人ホームもあります。
介護付き有料老人ホームであれば、かなり高い確率で認知症の方の受け入れが可能となっています。
その理由は、「介護付き有料老人ホーム」を名乗るための条件がかなり厳しいという点にあります。
入所者3名に対して介護スタッフを1名以上配置する必要があったり、日中は必ず看護師が常駐していなければならなかったり…と様々な条件があるため、
認知症の方やご家族にとって、非常に心強い住まいになります。
介護度の高い方を受け入れる体制は整っていますが、体は元気だけど認知症の症状がある、といった方の場合はグループホームのほうが月々の費用が抑えられる可能性もあります。
ただ、グループホームの場合は介護度が重くなってきた時、転居を求められることもありますが、介護付き有料老人ホームの場合は終の住処として看取りまで対応できる施設が
ほとんどなので、そういった意味でも安心して入所いただけます。
特別養護老人ホームについて
4つ目の特別養護老人ホーム(*略…特養)は、
地方自治体や社会福祉法人が運営している非常に人気の高い介護施設です。
その理由に充実したサービスを低価格で受けられること、
入居後は最期まで安心して生活を送ることが可能ということです。
その他、先程も紹介したグループホームのように少人数型の特養も最近では増えてきています。
入居一時金は発生せず、月々数万円~十数万円程度(年金だけでまかなえる可能性も高い)の費用で済むという大きなメリットがあります。
このようなメリットを踏まえて、入所希望者が急増したことで本当に必要とする方が特養へ入所できないケースも増えてきました。
そこで、そういった方々の入居を優先させるために、特養の入居条件は近年厳しくなってきています。
原則として、要介護2までの方は入居はできません。
たたし、特例として認知症の方は要介護2以下であっても入居できるケースもあります。
いずれにしても、特養を希望される場合は、すんなりと入居ができない可能性が高いということを念頭に置くことが必要になります。
特養は身体介護が必要になっても対応ができ、看護師も配置されているため、ある程度の医療的支援も可能です。
特別養護老人ホームへの入所を検討される場合は、高い確率で順番待ちになりますので、特養への申し込みをしつつ、他のグループホームやサービス付きといった施設も並行して探すことをお勧めしております。
今回は主な4つの種類の介護施設を紹介しました。
入居者やご家族が安心して生活が送れる施設は本人の状態により異なります。
より良い施設に入居できるよう、福山の老人ホーム(介護施設)紹介センター「りんどうの家」では
今のご本人の状況やご家族の介護状況などお聞かせいただき、
その情報をもとに、最適な施設を探します。
小さな疑問点やお困りごとなど幅広くサポートできる体制を整えておりますので、お気軽にご相談くださいませ。