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デイケアとデイサービスとはなにが違うのでしょうか

リハビリ希望

老人ホームの入居はまだ考えていない方でもデイケアとデイサービスといった介護系サービスの名称は多くの方が知っているのではないでしょうか?

しかし、どのように違うのか説明することが難しいという方が多くいらっしゃいます。

今回はあまり知られていない「デイケアとデイサービスの違い」をご紹介します。

 

■デイケアとは

介護老人保健施設や病院などで行われているサービスです。

別名:通所リハビリテーション

対象:医師から専門的なリハビリが必要と診断のあった要支援1から要介護5までの認定を受けられた方

おすすめな方:手厚い医療ケアが必要な方

例えば)

  • 退院後したばかりで生活に不安のある方
  • 呼吸器の病気、脳血管疾患の後遺症や神経難病のある方
  • 病院へ通院をされている方(骨折や変形性関節症など)

※注意…施設数は少ないため、デイケアを検討されている場合は早めの行動が大切です。

 

■デイサービスとは

昼の間に施設へ行って受けられるサービスです。(こちらは自ら行くのではなく送迎サービスがついている施設がほとんどです)

最近では、料理に特化していたり認知症緩和に力を入れていたりなど、施設によって様々な特性が出てきています。

別名:通所介護

対象:要支援認定の方は対象外、要介護1から要介護5までの認定と受けた方のみ

おすすめな方:日常生活(食事や入浴など)の介護サービスを受けれたい方、医療ケアや専門的なリハビリサービスが必要ない方

例えば)

  • 体力や身体機能の低下が加齢によって出てきた方
  • 自宅に引きこもり気味の方
  • 認知症の方

※施設数が多いことからリハビリの必要な方でも医療ケアが必要なければ、デイサービスの利用がおすすめです。

 

■サービス目的

デイケアとデイサービスはそれぞれ目的とされているサービスが異なります。

デイケア:身体機能の回復や維持、認知機能の改善などのリハビリ、医療機関ケアが中心のサービスです。

デイサービス:利用者さんが自宅で自立した生活を送れるように支援することを目的としています。主に介護サービスが中心。

最近は機能訓練も受けられるデイサービス施設も少しずつ増えています。

 

■サービス内容

デイケアとデイサービスではサービス内容も異なります。

以下、サービス内容を比較した表をご覧ください。

デイケア=医療ケア寄り デイサービス=介護寄り
食事対応 食事対応
栄養改善 入浴介助
口腔機能向上などのリハビリ 排せつ介助
専門的な器具を使用したリハビリ レクリエーション
専門スタッフによる運動機能の向上 運動療法などの機能訓練

※デイケアでは重症者の対応や緊急時の対応が整っていることが特徴の一つです。

 

■配置体制

デイケアとデイサービスの人員配置体制もサービス内容に添って異なっています。

こちらも以下、体制を比較した表をご覧ください。

デイケアのスタッフ デイサービスのスタッフ
介護士 介護士
看護師 看護師
リハビリ専門職 機能訓練指導員
医師 生活相談員

 

■料金

デイケアとデイサービスは介護保険等級(要介護1から5)によって料金が異なります。料金比較は以下の通りです。

介護保険等級(介護度) デイケア デイサービス
要介護1 710円 581円
要介護2 844円 686円
要介護3 974円 792円
要介護4 1,129円 897円
要介護5 1,281円 1,003円

※利用時間を7時間と設定した料金の一例です。

 

■まとめ

似ていると思っていたデイケアとデイサービスは「医療ケア寄り」と「介護寄り」と力を入れている部分が始めから異なっていることがわかりました。

どちらを利用されるかは、ご本人の意思や身体的状態を考慮したのち、ケアマネージャーや私たち「りんどうの家」のような老人ホーム・介護施設紹介センターへ相談の上、選ぶことをおすすめします。

 

「福山・備後の老人ホーム・介護施設紹介センターのりんどうの家🏠」では、専門の相談員がフォローしております。

介護や医療のように難しい専門分野において不安なことやお困りごとなどありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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